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マイカーとカーシェアリングはどっちがお得?シミュレーションしてみた

財テク

こんにちは、はな夫(@logicalifer)です。

現在マイカーをお持ちの方で、維持費が高くて困っている、週末しか乗っていないのに所有している、駐車場代を払いたくない、等思っている方も多いのではないでしょうか。

我が家は車の使用頻度が低いため、結婚当初からカーシェアリングを利用しています。

また、引っ越しの際も、カーシェアリングの駐車場が近くにあるか?が物件の選定理由の大きな要因になっています。

そこで、具体的にどれほどコスト削減ができているのか、シミュレーションした結果をご紹介します。

マイカーの維持費に悩んでいる方、カーシェアリングが気になっている方の参考になれば幸いです。

マイカーの所有にかかるお金

「お金の大学」という本では、20歳~70歳まで50年間マイカーを所有すると、下記の費用がかかると紹介されています。

  • 車体代金等:1,750万円(7年に1回程度買い替え)
  • ガソリン代:520万円
  • 保険代(自動車保険、車両保険):490万円
  • 駐車代金:720万円
  • 自動車税、自動車重量税(車検時):470万円
  • その他消耗品費

   合計約4,000万円
   月々約6.6万円

引用元:「お金の大学」両@リベ大学長

マイカーを所有する際には、車体代、車検代が一度の大きな額になるため、そこばかり気にしているもいないでしょうか。

月々約6.6万円という値は、家賃に匹敵する金額です。

車を手放すことで、この金額を節約することは、家計がかなり助かるのではないでしょうか。

カーシェアリングの利用にかかる金額

日本最大手のタイムズカーシェアの料金を基に、カーシェアリングの利用に掛かる金額を算出します。

カーシェアリングでは、大きく分けて月額料金と、使用料金、補償料金の3種類がかかります。

月額料金

タイムズカーシェアの場合、月額料金は880円です。また、この月額料金は無料利用分として使うことができるため、1時間の無料乗車時間があるのと同じことになります。

使用料金

使用料金は時間に応じて以下のようになっています。

引用元:タイムズカーシェアhttps://share.timescar.jp/fare/use.html

補償料金

補償料金については、万が一事故が発生した際の補償として、借りるたびに下記の安心補償サービスに任意で加入することができます。

引用元:タイムズカーシェア https://share.timescar.jp/fare/compensate.html

これらの値を利用して、損益分岐点となる月6.6万円と比べてどの程度利用できるのかを調べてみます。

利用時間別のシミュレーション

毎日2時間ずつ利用する場合

まずはじめに毎日利用する場合を考えてみます。

スーパーへの買い物等のちょい乗りを想定しています。

毎日2時間ずつ利用するとした場合、料金は以下のようになります。

月額+2時間(15分×8)×30回+安心保障×30回

880円+220×8×30日+330円×30回=63,580円

この金額は、損益分岐点である66,000円とほぼ同等となりました。

平日2時間ずつ、休日は6時間ずつ利用する場合

今度は休日の使用時間が増えた場合を考えてみます。

平日は毎日2時間ずつ使用し、週末の土日は6時間ずつ利用するとした場合、料金は以下のようになります。

月額+2時間(15分×8)×22回+6時間パック×8回+安心保障×30回

880円+220×8×22日+4,290円×8回+330円×30回=83,820円

この金額は、損益分岐点である66,000円を上回っているため、マイカー所有の方がお得になります。

この条件では、車は生活に無くてはならないものだと思いますので、手放すことは難しいと思います。

毎週末の土日に6時間ずつ利用する場合

今度は毎週末の土日のみ利用する場合を考えてみます。

土日ともに6時間ずつ利用するとした場合、料金は以下のようになります。

月額+6時間パック×8回+安心保障×8回

880円+4,290円×8回+330円×8回=37,840円

この金額は損益分岐点である66,000円を下回っています。

そのため、普段の通勤は公共交通機関、週末だけマイカー移動という方では、カーシェアリングの方がお得ということになります。

毎週末に1回6時間ずつ利用する場合

今度は毎週末に1回だけ利用する場合を考えてみます。

先程のシミュレーションの半分の使用回数となるため、料金は以下のようになります。

月額+6時間パック×4回+安心保障×4回

880円+4,290円×4回+330円×4回=19,360円

この金額は損益分岐点である66,000円を大きく下回っています。

19,360円となると、人によっては駐車場代より安い場合もあるのではないでしょうか。

上記以下の頻度

上記以下の頻度では、断然カーシェアリングの方がお得になります。

我が家の場合は、車を一度も使用しない月の方が多いため、車にかけるお金をかなり節約することができています。

車を所有することで発生するはずだったコストを家賃に回すことができれば、駅近の物件や広い間取りの物件へ引っ越すことも可能かもしれません。

まとめ

以上、マイカーの代わりにカーシェアリングを利用した場合のシミュレーションでした。

車がない代わりに公共交通機関を利用する機会が増えるため、交通費の出費が増えるかもしれません。しかし、車で移動する範囲内を毎月66,000円以上掛けて公共交通機関で移動することは稀ではないでしょうか。

マイカーの維持費に悩んでいる方、カーシェアリングが気になっている方の参考になれば幸いです。

この記事を書いた人

共働き夫婦が育児をしていく中で、”ロジカルに衣食住”をテーマに、日々の生活、育児を効率化する取り組みの記録を発信しています。

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